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鼻くそおじさん登場! [通勤電車編]

昨日の帰り、電車の中のことでした。

私の目の前に座っている少しお年を召された男性が
鼻を気にし始めたのです。そうした様子の一部始終を
何気なく観察していました。

最初は親指の腹で鼻を気にするような仕草でした。
何度かそうしているうちに、親指の先が鼻の中にかかりはじめました。
そのうちに親指の先が鼻の中に入り始めました。
さらに、奥に…そしてものすごい勢いで親指を使って…。
その瞬間を見てしまいました。そう!出てきてしまったのです。
私は少し後ずさりしたような感覚に襲われ、次にその物体が
どのように処理されるか興味を持ちました。というより、
危険を感じながらこちらに飛んで来ないようにと願っていたのです。

取り出された物体は決まり事のように人差し指と親指の間で
丹念に丸められ、いよいよ離れるときがやってきたのです。

座席の端に座っていたおじさんはさりげなく、手を横に出して
親指と人差し指の間にある物体をポトリと床に落としたのでした。

ホッと胸をなで下ろし、緊張感から開放された私はあろうことに
またこんなことが起きるなんてということを想像もせず少し呆然としていました。

物体を開放し親指と人差し指は何事もなかったようにおじさんの前に
戻るかと思った瞬間、今度は人差し指がいきなり鼻の奥にまで入って
しまったのです。もうこれ以上は危険です。少し遠ざかりました。
というよりもう耐えられません。

激しい人差し指の動きは、次の物体取り出しまでそう時間の係る
ことではありませんでした。しかし、次の動きは私の予想に反していました。
先ほど同様、人差し指と親指で丸めるところまでは同じだったのですが、
最後の開放が…ん〜、電車が駅に近づき停車しかけていたため、周りの人たちが
動き始めたまさにその時でした。
彼は丸めたその物体を斜め横前方に向かって親指ではじき飛ばしてしまったのです。
あまりにも高速だったので物体の放物線を確認できませんでした。
観察者として失格です。みなさん申し訳ありません。

こうした電車の中の人たちはおじさんも含めて何もなかったかのように
電車を下車していったのです。


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